2012-08-11

Report on "Collaboration Event Hitsuji Project×The Japanese Alpine Club “FULBARI Trip 1 to Kamikochi"

2012811日(土)~12日(日)の一泊二日、日本山岳会とのコラボレーションイベント第一弾 ”FULBARI Trip 1 to 上高地”を行い、11名の方にご参加いただきました。何度かお会いしたことのある方、初めての方、山での経験も社会での経験もそれぞれ異なる、けれど、山という共通項で集まったみなさんです。混み合う時期と重なりましたが、無事全員が大正池で集合しました。


長野県北アルプスのふもとにある上高地。観光で訪れることの多い土地でもありますが、実は、日本の近代登山発祥の地でもあります。全く山歩きをしたことがない、という方も参加できるように、まず敷居の高い装備についてはできるだけ負担がないように必要最低限のものを持参いただくようにお願いしました。たとえば、雨具は、今回ビニール合羽と折りたたみ傘でも参加できるように行程を設定。一方、登山の経験が深い方には、穂高岳や槍ヶ岳など登山をする際に、普段素通りしてしまう文化的な個所、例えばウエストン碑や穂高神社などをゆっくり歩いて歴史についてお互い学べるように企画してみました。

そのような趣旨のもと、集まってくださったのは、山が初めてという方から、穂高ですでにロープを使う山歩きをされていらっしゃる方。今回はHitsuji-S(柏澄子)とHitsuji-S(恩田真砂美)が交互に先頭を歩きガイディングしながら、土地の自然や文化についてお話ししながら歩きました。

79年の歴史を持つ上高地の帝国ホテルでランチ

1日目は大正池で集合してトレッキング開始。途中帝国ホテルでランチをしながら、ウエストン碑を見て梓川を上流へたどり、日本山岳会が所有する山小屋「さんけん」へ到着しヨガでクールダウン。小屋で少しくつろいだ後は、みんなで小梨平のお風呂で汗をながしました。夕食は、Hitsuji-S考案のメニューを日本山岳会の理事中山さんにお手伝いいただいて準備。サーモンマリネやラタトューユなどおいしくいただきました。夕食後は、Hitsuji-SのマッサージやHitsuji-Mのヨガで自分自身の体をしっかりメンテナンス。みなさんぐっすり眠れたでしょうか。
梓川沿いの木道を上流へ

2日目は、バスが到着するまえの上高地を占領です。暗いうちに山小屋を出発して、早朝のすがすがしい空気を感じながらヨガを。自然の清浄な空気を体一杯に取り込みました。朝食をいただいてから、トレッキングへ。梓川沿いの木道を上流にたどり、神が降り立つ明神池の穂高神社に参拝。上高地の歴史と自然をたどりながら、氷壁の宿徳沢園まで歩きました。


予想以上に快晴となって美しく輝く明神岳

徳沢園では少し長めに時間をとり、アイスクリームやお昼、散策など、思い思いに過ごしました。帰路は、梓川右岸沿いの道を上高地へ。山小屋で預かっていただいた荷物をピックアップ。お世話になった、宿の管理人である内野さんご家族にご挨拶をして、上高地のバスターミナルにて解散。それぞれ帰路につきました。

ご参加いただいたみなさま、また、山でお会いしましょう!

Report by Hitsuji-M

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