2011-12-09

Event Information: Survival Night Series - Winter Hypothermia Class

【サバイバルナイトシリーズ 冬-低体温症クラス参加のお誘い】


~万が一のとき、あなたは着の身着のままで一夜を過ごせますか? 低体温症編~

Hitsuji Projectでは2011年4/23にスノーボーダー加藤直之氏、ガーデンデザイナー長濱香代子氏をスピーカーにお招きして「東日本大震災チャリティイベント・サバイバルナイトpart1」を、また5/21に再びスノーボーダー加藤直之氏を講師にお招きして「サバイバルナイトPart2」を開催し、野外で着の身着のままでオーバーナイトし身を守る方法について体験を通して学びました。その後も各所より反響をいただき、11/11には横浜市泉区社会福祉協議会ボランティアセンター様へHitsuji-S とHitsuji-Mの2名で低体温症クラスの出前講義を行いました。

そして、このたびHitsuji Projectでは、サバイバルナイトをシリーズ化することにしました!

まずは、冬バージョンと題し、日常的な野外活動はもとより、震災など有事の際に自分の力で自分の身を守るために重要なテーマである「低体温症」について学びます。週末を野外で過ごすアウトドアラバーズだけではなく、普段まったくアウトドアに興味がない…そんな方々の参加もお待ちしています。

【日時】
2012年1月19日(木) 18:45~20:45(2H) 
※18:15より受付 


【場所】
モンベル 渋谷店
150-0042 渋谷区宇田川町11-5 モンベル渋谷ビル
※JR渋谷駅より徒歩8分

【参加費】
2,000円 (資料代・材料費含む)

【募集人数】
30

【プログラム】
①机上編:「低体温症」についてメカニズムを学びます
②実技編:学んだメカニズムを基に参加者同士でロールプレイをして身につけます

【講師】
【主催】
Hitsuji-Project   Flowers for every outdoor-lovers!

【申し込み】
Hitsuji-Project hitsujiproject@gmail.comへメール送信
件名:サバイバルナイトシリーズ冬 1月19日クラス申し込み
送信内容:①氏名(ふりがな)、②年齢・生年月日、③職業 ④ご本人の連絡先(携帯など)


受付後順次お返事いたします。



2011-11-14

Report on "hypothermia class" @Izumiku Volunteer Center

4月と5月に行なったSurvival Nightの報道をご覧いただいたのか、横浜市泉区社会福祉協議会 ボランティアセンター様からご依頼をいただき、Hitsuji2匹で、低体温症に関する講習会に行ってまいりました。

これは、泉区ボランティアセンター様が、11月4日~12月2日にかけて5回シリーズで開講している”ボランティア講座 いまこそ出来ることをみつける スペシャリストに学ぶ「省エネ生活と自然」講座”の第2回目(11月11日)でした。

3.11の震災を受け、有事の際も自分の身を自分で守ることができ、そして周りの人を助けるための身の守り方を知りたいというご意向だったので、これからの季節に備え、「低体温症から身を守る方法」について講習しました。

前半はHitsuji-S(柏澄子)が担当。3.11の際に低体温症で死亡した人たちについて書かれた新聞記事をみんなで読むことからスタートしました。記事には、低体温症の「症状」「処置」「原因」に相当する単語(例えば、「震えが止まらない」「電気も火もなかったのでカーテンなどありったけのもので保温した」「全身ずぶ濡れ」などがありました。
その後、低体温症の基礎知識について学びました。

後半はHitsuji-M(恩田真砂美)が担当。3グループに分かれて、シナリオトレーニングです。ひとりが患者(この場合は低体温症にかかった人)役を演じ、ほかの2~3人が、その人を手当てする役割です。
先ほど学んだばかりの知識を存分に活かして、グループごとにチームワークもよく、対応してくれました。

今回の参加者さんは11人。前半の講義のときから、集中力が高まっており、皆さんの真剣なまなざしから気迫のようなものすら感じられました。後半のシナリオトレーニングでは、初対面にも関わらず、皆さんが力を合わせて取り組んでくださったことが印象的でした。

会の最後に、皆さんからいただいた感想やご意見は、私たちにとってとても大切な声でした。
大いに励まされたし、やってよかったと思えたし、次なるステップへの道筋も見えてきました。

まずはご自分の身を守ること、そして周囲の身を守ること、そのためにたった1度でもトレーニングをしたことは、自信になったという声が多かったです。それでよかったと思います。まったくやったことがない(ゼロ)とイチは、まったく違いますから。

私たちが登山で経験をしてきたこと、学んで身につけてきたこと、それとウィルダネス・ファーストエイドの講習の中で学んできたことが、このような形で、皆さんにお役に立てるのは、とても嬉しいです。

なお、今回の講座の模様は、横浜ケーブルビジョンの「地域みっちゃく!YVC」 という番組のなかで、11/14から1週間、数分間ずつ繰り返し紹介される予定です。
横浜ケーブルテレビに加入されている方がいらっしゃったら、ぜひご覧ください。

また、Hitsuji Projectでは、このようにSurvival Nightをベースにした、震災などの有事の際の身の守り方、低体温症の基礎講座について、常時「出前講習」を受け付けております。ご関心のある方は、ぜひご一報ください。

登山で使用するウエアや帽子などの防寒用の小物類、ギア(コンロ、水筒、魔法瓶、レスキューシート)について、より有効的な使い方を紹介しました。
シナリオトレーニングの最後は、それぞれの班から、患者の症状がどのようなものであり、どんな判断をして、どう手当てをしたか発表してもらいました。
皆さん、さすがの成果です!

2011-05-31

Report on "Survival night 2" - Let us learn how to sleep outside.

東日本大震災から約2カ月が経過した5月21~22日、奥多摩川井キャンプ場にて「サバイバルナイト2」を開催しました。申込は予想を上回り、当日は28名の方にお集まりいただきました。お断りしたみなさまごめんなさい。

ビバーク前に低体温症についてレクチャーをする講師の加藤直之氏
撮影 長濱香代子


今回は4月16日に東京原宿で開催した「サバイバルナイト1」の完結編です。「もしもの場合に着の身着のままで一夜を過ごすにはどうすればよいか」をテーマに実際にビバーク体験を行いました。講師に山岳スノーボーダーでガイドの加藤直之さんをお招きし、ビバーク時のポイントとなる低体温症についてのレクチャーをしたうえで、4~5人ずつのグループに分かれてレスキューシートのみのビバーク。また、就寝前後に体温調整やリラックス法などビバーク時に有効なヨガも行いました。

翌日は全員で経験やアイデアをシェアリングし、時間をかけて意見交換を行いました。様々なバックグラウンドや経験を持つ方々からの言葉は刺激的で、多岐にわたりました。実際の体験を通じて自信を得たという方から、厳しさを身をもって知ったので今後に備えるという方、サバイバルグッズの紹介や意見交換などなど。

今回は、普段山登りをしないけれど震災時の対処について知りたいという方々を中心に、被災地となった福島や遠く名古屋からの参加もありました。


お集まりいただいたみなさま、ありがとうございました。


Hitsuji Projectのサバイバルナイトシリーズはこれで完結しますが、ひつじたちは次の旅に向けて歩きだします。ひきつづきよろしくお願いいたします!

Reported by Hitsuji-M

2011-04-28

Event Information: Survival Night 2 - Let us learn how to sleep outside

【サバイバルナイト part2 参加のお誘い】

Hitsuji Projectでは4/23に「東日本大震災チャリティイベント・サバイバルナイトpart1」を開催しました。山岳ガイド・スノーボーダーの加藤直之さんと、ガーデンデザイナーの長濱香代子さんをゲストスピーカーに迎え、登山と植物それぞれの世界から学ぶ「生き抜く力」について語ってもらいました。

おまちかねpart2では野外で着の身着のままでオーバーナイトします!


東京に住む私たちが被災した場合、大型公園などの避難所で一晩を明かさなければならないかもしれません。野外で寝ることに、不安や心配はありませんか?野外で身を守る方法について考えてみましょう。
また、家に常備している震災グッズを持ち寄って使って、実際に使います。何が必要かを体感し、自分で取捨選択し、身を守る術を身につけてみませんか。

【日時】
2011521日(土) 1600集合 ~22日(日) 900頃解散


【場所】
参加決定した方に直接お知らせします。都心から電車で約1時間。


【参加費】
6,000円(施設使用料、保険、レスキューシート、小キャンドル含む)
*開催7日以降のキャンセルは、キャンセル料をいただく場合があります。

【募集人数】
30

【持ち物】
*家に常備している震災グッズ
21日の夕食、22日の朝食 コンロを使った調理もOK、弁当でもよし
*防寒着など野外で着の身着のまま一晩を過ごすために、寒さから身を守るもの
*夜は暗くなるので、ヘッドランプなど灯りがつくもの
*テント 念のためにご持参いただきます。持っていない方はご相談ください(寝袋不要)
*その他詳細は、参加決定した方に直接お知らせします

【プログラム】
Day1
オリエンテーション、自己紹介
テント設営後、夕食(各自)
野外環境から身を守る術、体力温存する方法についてレクチャー
Day2
朝食(各自)、朝ヨガ
オーバーナイト後のフィードバック、その他

【講師】
加藤直之さん(山岳ガイド・山岳スノーボーダー)
アラスカ大学などで学んだArctic survival Wilderness First Aidの経験を元に、野外環境でいかに体力を温存し、身を守るか、生き延びていくかの術とその心得をお伝えします。

【主催】
Hitsuji-Project   Flowers for every outdoor-lovers!

【申し込み】
Hitsuji-Project hitsujiproject@gmail.comへメール送信
件名:サバイバルナイト2申し込み
送信内容:①氏名(ふりがな)、②年齢・生年月日、③ご本人の連絡先、④緊急連絡先(ご家族など)⑤既往症 ⑥テントの有無
*気になる持病がある方は、医師にご相談の上、自己責任で参加を判断ください。参加される場合は、その旨、事前に情報をお知らせください。


GW開けの5/9より、順次お返事いたします。(GW中は留守のため返信できないこと、ご了承ください)

2011-04-23

Report on Charity event for the Tohoku Earthquake "Survival night 1"

4月16日(土)原宿デザイン・フェスタ ギャラリーイーストにて大震災チャリティーイベント「サバイバルナイト1」を開催しました。予想を上回る38名の方々にお集まりいただきました。一部立ち見の方には申し訳なく思っています。

アラスカ極寒の地でのサバイバルキャンプについて語る加藤直之さん
撮影 古田登紀子


3.11に東北を襲った大地震の被害は甚大で、復興には長い年月が予想されます。私たち2人がHitsuji Projectについて構想したのは、昨年夏に東北の美しい山々を縦走中でした。美しい彼の地に思いを巡らせ、いまことのきに私たちにできることは何かを考え、Hitsuji Projectの活動第一弾として、今回のイベント開催となりました。


当初は、「着の身着のままで一夜を過ごす場合どうすればよいか」を実際に経験してもらうことを考えていましたが、震災の影響などで施設の利用に制限があるなどの理由で実現できず、2部にに分けて行うことにしました。

第一回目の今回は「サバイバルナイト1~どんなときにも生き続けること~」と題して山岳スノーボーダーでありガイドである加藤直之さんと、ガーデンデザイナーの長濱香代子さんのお二人に「自然から学ぶサバイバル」をテーマにお話をしてもらいました。

アラスカでの生活経験を持つ加藤直之さんは、冬にはマイナス65度にもなる極地での生活や登山を通じて得た極限における人間の順応力、厳しい自然と触れることで得られる生きることの実感について、また独学で植物の生態を学びガーデンデザインを生業とする長濱香代子さんは、植物の持つ巧妙なサバイバル戦略や、人間の生命をはるかに超える長期的なスパンで植物の成長を見守ることの重要性などを語ってくださいました。


貴重なスライドとトークをしてくださったおふたり 長濱香代子さんと加藤直之さん
撮影 古田登紀子

また、参加されたみなさんからも思い入れの品を持ち寄ってもらいチャリティーオークションも行いました。山岳希少本や、登山ウエア、遠征のお土産、手づくりのプラントなど、それぞれストーリーとともに品々を交換しました。

当日参加されなかった方々からもご協力をいただきバザーで販売させていただきました。
*某企業様からシリコンでできたペンシルケースとコインケース
*東北の山を愛する山岳雑誌で活動するイラストレーターさんからトートバッグやキノコのワッ ペンなど手作り品の数々

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

今回の参加費とチャリティーの収益金のうち、会場費など実費を差し引いた金額67,470円は全額を日本赤十字社に寄付します。

5月下旬に実際に着の身着のままで一夜を過ごす「サバイバルナイト2」を予定しています。詳細は追ってブログにてお知らせしますので、ぜひご参加ください!

Reported by Hitsuji-M

2011-04-05

Charity event for the Tohoku Earthquake

緊急告知
「東日本大震災チャリティ サバイバル・ナイトPart1」やります!
~「ナイト」ではないけれど

着の身着のまま、一夜をやり過ごす自信がありますか?
大型地震が首都圏を襲ったとき、私たちには野外でのオーバーナイトの知識や技術が求められるかもしれません。
けれど、あんまり心配しないでください。オーバーナイトに必要な知識や技術を知れば、それほど怖いことではありません。

登山の世界ではわざわざサバイバルを求めて、たとえば氷雪壁のなかでで幾夜も越えながら頂きを目指すクライマーや、空気が希薄なヒマラヤの8000m峰で寝苦しい思いをしながらも、登り続ける人たちがいます。
彼らはいったいどうやって夜の寒さと暗闇の心細さと向き合っているのでしょう。
実は、彼らはサバイバル・ナイトも楽しんでいるのです。
そんなトップクライマーから、自分で自分の身を守る術を見せてもらいましょう。

自然を愛するガーデンデザイナーは、厳しい環境をサバイバルする植物から人間が得られるヒントについてお話してもらいます。私たちの身近な植物が、私たちに賢い知恵を与えてくれるのです。
これは、被災地の皆さんへ手を差し伸べ、いま私たちができるチャリティであり、私たちが万が一の際に自分で自分の身が守れるようになるための、サバイバル・ナイトです。
アウトドアラバーズも、またアウトドアには無縁なあなたも、ぜひご参加あれ!

【日時】
2011416日(土曜日)受付14:00

【場所】
DESIGN-FESTA  Gallery EAST 301号室
最寄駅:明治神宮前駅・原宿駅・表参道 http://www.designfestagallery.com/re/access/index_jp.html

【スケジュール】
4/16  14:00 受付
   14: 30 スライドトーク〈1〉加藤直之さん「山に学ぶサバイバル」
   15: 30 スライドトーク〈2長濱香代子さん「植物に学ぶサバイバル」
   16: 30 オークション

【参加費と持ち物】
2,000(経費を差引き全額を日本赤十字社「東北関東大震災義援金」に寄付します)
ⅱオークション出品(あればご持参を!お1人ひとつまで。次の人が大切に使ってくれそうなものであればなんでも。売上金も寄付します)
ⅲ飲み物持ち込み可(喉が渇きます)

【申し込み】
Hituji Procjectへメールを!   e-mail hitsujiproject@gmail.com
件名:サバイバル・ナイト申し込み  送付内容:氏名(ふりがな)
*当日の飛び入りも歓迎ですが、席のご用意があるため予定が決まった方はご予約を。

【出演者プロフィール】
加藤 直之 さん *photo by Wataru SUGIMURA
山岳スノーボーダー、ガイド。幼少時よりボーイスカウトで自然にしたしみ、アラスカ大学在学時から急峻な山を登り、スノーボードで滑降をするようになる。卒業後はヒマラヤを含む高所へ出かけては滑るという生活を始める。同時にガイドとして四季を問わず全国および海外を飛び回っている。在米中、「ウィルダネス・ファーストエイド」(野外における救急法)のトレーニング(Wilderness Medical InstituteWilderness EMT180時間など)を数多く受講し、現在もウィルダネス・ファーストエイドの普及および日本でのスタンダード構築などに努める。


長濱 香代子 さん photo by Tokiko Furuta
ガーデンデザイナー。Style is still LivingAtelier Gardenia主宰。独学で植物やガーデンデザインについて学び、家のウチ(家の内装)とソト(庭)をデザイン・施工をする会社を興す。個人邸宅のほか商業施設の庭や、壁をつかった緑の植え込みなど多彩な作品があり、南青山と軽井沢をベースとする。キャンプやトレッキング、テレマークスキー、カヌーを趣味とし、オンとオフともに自然に近しい暮らしをしている。
Style is still Living :http://www.styliv.com/

Hitsuji Project
「サバイバル・ナイト」主催者。山をこよなく愛するふたり組。ミッションは、山や自然、アウトドアスポーツを愛するみなさんに幸せを届けること。

【そして!予告】
サバイバル・ナイトPart2は、みんなで実際に、着の身着のままオーバーナイトします!

2011-03-24

Hitsuji Twitter opened!

ひつじのツイッターが誕生しました!

http://twitter.com/#!/hitsujiproject

ひつじ秘話や裏話やイベント情報などなど。
ひつじSとひつじMがひまにまかせて管理していきます。

みなさまどうぞごひいきに。

2011-03-19

Let's get started!

本日、ひつじSとひつじMが某所で極秘ミーティングを行いました。

言うまでもなく、2人がそろったら妄想の嵐です。自分の持てるものを生かして、できることはないか、関わる人みんなが得るものがある最大公約数をとる、しかも面白く。世界でこれ以上わくわくすることはないだろう、というくらい話が盛り上がりました。やれやれ。まあ、実現に落とし込んでいくのは、ひつじSがいるから大丈夫でしょう。

なにはともあれ、昨年夏からあたためてきたひつじプロジェクト、いよいよ誕生です!