これは、昨年から2回にわたり開催したサバイバルナイトのシリーズ化第一弾。緊急時の対応の手順が凝縮された低体温症をテーマに、講義と実技を行うというもの。登山愛好家の方からトレールランナー、スノーボーダー、看護師など、既に様々な場でのバックグラウンドを持つ経験豊富な方々が中心となりました。
前半は、アウトドアにおける医療関係の記事の執筆も多いHitsuji-Sこと柏澄子による最新の情報を含めた低体温症の講義。後半は、Hitsuji-Mこと恩田真砂美が知識を基に傷病者と救助者に別れてのロールプレイを行いました。
とっさの判断や対応が求められるアウトドアの現場においては、あらゆる面で、知識と経験の両輪が必要です。しかしながら、ファーストエイドにおいては、実際の経験はなかなか積めないため(それほど事故にあったら身が持たないですね…)、学んだ知識を血肉として身につけるには、疑似体験を重ねる必要があります。その両輪がうまく合うように、講義とロールプレイの2本立てでプログラムを組み立てています。
講義に臨むみなさんの顔は真剣そのもの。その後5つの班に別れてのロールプレイでは、1人の傷病者を4人の救助者が観察し適切な処置を行うものでしたが、異なる課題を持つ班それぞれが的確に解答を引き出し、処置されていました。
低体温症の講義で最新の知識をインプット
グループに別れてのロールプレイで知識をブラッシュアップ
Hitsuji Projectでは今後も、お互いに学びあう場となるサバイバルナイトシリーズを展開していきたいと考えています。
Reported by Hitsuji-M
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