2013-01-31

Event Information: Survival Night Series -           Winter Hypothermia Class

 ~万が一のとき、あなたは着の身着のままで一夜を過ごせますか? 冬・低体温症クラス編~
 
 この冬も、やります!低体温症について学び、着の身着のままで自分の身を守る方法を身に着ける「サバイバル・ナイト」は、Hitsuji Project誕生のきっかけとなった企画であり、私たちのアイディアと思いが詰まっています。
 
過去の会については、ぜひ以下をご覧ください。
1) Charity event for the Tohoku Earthquake "Survival night 1 2011/4/16 @原宿
2) Survival night 2" - Let us learn how to sleep outside 2011/5/21-22 @奥多摩
3) Hhypothermia class" @Izumiku Volunteer Center  2011/11/11 @泉区ボランティアセンター
4) Sirvoval night series - Hypothermia class  2012/1/19 @モンベル渋谷店
 
今回は、公益社団法人日本山岳会Youth Clubの協力を得て、会場を日本山岳会ルーム(東京・市ヶ谷)に移します。
 
「あなたは着の身着のままで一夜を過ごせますか?」、この問いに、ビバーク経験のある山ヤさんであれば、「イエス」と答えられるかもしれません。
私たちも、これまでの登山の経験のなかで、着の身着のままのビバークでしのいだことがあります。こういった経験をもとに、万が一のとき(それは、野外活動だけでなく、震災も想定しています)に、寒さから自分の身を守り、一夜を過ごす方法を、皆さんにお伝えしたいと思います。
 
クラスの前半では、寒い中でもっとも気を付けなければならない「低体温症」のメカニズムについて学びます。後半では、グループに分かれてシナリオトレーニングをします。
低体温症患者が出たと仮定し、いかにして手当し救うか、実際にやってみます。
*今回は、室内で行います。オーバーナイトすることはなく、シナリオトレーニングには45分程度を費やす予定です。
 
こういった知識・経験を登山に役立てたいという人も、また震災などの有事に備えたいという人も、ぜひご参加ください。
 
【日時】
2013年3月7日(木曜日)
19:00 Door open  19:30 Start   21:30 Close!
 
【場所】
日本山岳会ルーム 104号室
住所:東京都千代田区四番町5-4 サンビューハイツ四番町
電話:03-3261-4433
*JR中央線・総武線・東京メトロ有楽町線「市ヶ谷」駅より徒歩7分
*地図はココ
 
【参加費】
2,000円(資料代、材料費含む)
 
【定員】
30人
 
【参加スタッフ】
Hitsuji M(恩田真砂美)+Hitsuji S(柏澄子)
 
【主催】
Hitsuji Project ~Flowers for every outdoor-lovers!
 
【申込み】
Hitsuji Projectへメール送信
hitsujiproject@gmail.com
件名:サバイバルナイト3/7 参加申し込み
記載事項①お名前(ふりがな) ②年齢・生年月日 ③職業 ④本人連絡先(携帯電話など当日連絡がつくもの)
 
*お申込みいただいた順にお返事いたします。Hitsuji2匹とも山にこもることも多く、お返事には5日間程度かかることがあることも、ご了承願います。必ずお返事いたします。
 
 
 

2013-01-27

Report on GORE-TEX™ Café~Hitsuji ピクニックタイム 高木律子さんの巻

2012年最後のHitsuji Projectは、12/6のGORE-TEX™ Caféです。6月についで2度目の出演。
今回は、特別ゲスト・髙木律子さんをお招きしました。
題して「白馬に惹かれ移り住んだ髙木律子さんのNature Life」。
髙木さんは、白馬在住の登山ガイドさんです。この日も、雪の白馬村からやってきてくれました!

詳しいレポートは、GORE-TEX®のサイトにアップしてあります!
ぜひ、ココをご覧ください。

写真は、髙木さんもお好きだというヒツジグサ。
夏の終わり、雨降りの尾瀬にて撮った写真です。

Report + Photo by Hitsuji-S


Report onCollaboration Event:                Hitsuji Project×The Japanese Alpine Club       “FULBARI Series" Part2 @御岳

夏のFULBARI Series1@上高地に引き続き、秋は御岳へ行きました。
11/3~4、お集まりいただいたのは5人の女性たち。
上高地以来久しぶりにお会いした方や、Table(10月に日本山岳会ルームで開催した机上の集まり)からご参加いただいた方、FULBARI初参加の方もいらっしゃいました。



今回のテーマは、日本人のDNAに息づいているであろう山岳修験の歴史をたどることだったので、御岳の宿坊に泊まって、じっくりと御岳、および御岳神社を歩きました。


連休とあり、想像以上の人出でしたが、宿坊で作ってもらったおにぎりをいただいてから、ゆっくりと御岳神社をめぐります。本殿だけでなく、ひとつひとつの社を拝観し、一番奥にある太占祭場まで行ってきました。
そして、ロックガーデンへ。天狗岩を見学して、綾広の滝の手前のテーブルでお茶タイム。


宿坊に戻ったのは日が傾いた頃でした。御岳を満喫です。
今宵の宿は、御嶽山荘。ご主人は神主さんでいらっしゃいます。
きめ細やかな美味しい精進料理や薬膳酒をいただき、夜も更けていきました。


翌朝は御嶽山荘のご主人の計らいにより、御岳神社の日供祭へ。
御岳山には24の宿があり、そのほとんどが神主さんが営んでいるものだそうです。
御岳神社で毎朝行われる供祭は、御岳山の神主さんたちが交代で行っているもの。


本殿からの眺めは素晴らしく、この地に神社がまつられた理由がわかるような気がしました。


本殿を出ると、Hitsuji-Mのお友達でもあるグループが、法螺貝を吹きながら供養をされていました。ここで、現代の山岳修験について、彼らの経験を聞かせてもらうことになりました。

名残おしいけれど、朝食をいただいたあとには、御岳山をあとにして、日出山へと向かいました。
みんなで地形図を読みながら、ハイキング。


日出山からの展望もまた素晴らしく、東京方面もよく見え、また丹沢山系も眺めることができました。振り返ると、御岳山も。御岳山と御岳神社を一望でき、この2日間を振り返りました。

やがてつるつる温泉へと下山。
ゆったりとした贅沢な2日間でした。

いつもは日帰りで駆け抜けるところを、1泊2日でめぐると、いろんなことがあります。
ほかの登山者たちが下山したあと、山に静けさが戻ってきます。そして翌朝、まだ登山者が登ってこない頃、山には凛とした空気が張りつめています。こんな贅沢を味わうことができるのです。

また時間をかけて歩くと、これまで見落としていたものや、通り過ぎていたものにも目を向けることができます。今回は、御岳神社をじっくりと回ることによって、山岳修験の歴史のいったんを垣間見ました。

FULBARI Seriesは、私たちのお気に入りの企画です。
山に登ること、その背景にある歴史や文化、宗教、自然観などを探っていく旅です。
これからも続けていきたいと思っています。
また、山でお会いしましょう!

Report by Hitsuji-S